PowerQueryはExcelやCSVファイル、データベースなどからデータを取得してExcelに取り込むことができる機能です。
従来から存在した「外部データ取り込み」に対して、取得元データソースと取得時の編集を保存できるため、定期的に同じ作業を行う場合に使用したい機能です。
1.使用方法
「データタブ→取得と変換→新しいクエリ」を選択すると、入力データとして取り扱える形式を選択するメニューが表示されます。
Excel、CSV、XML、データベースなどが選択可能です。
さらに「フォルダから」では同一のファイル形式のデータを1つのフォルダに格納してまとめて取り込むことも可能です。

ここでは以下のCSVファイルを取り込みます。

ファイルを選択すると以下の画面が表示されます。
文字コード、区切り記号、データ型検出が選択可能です。

入力データにあわせて文字コードをUTF-8に変更。

文字化けが直ったことが確認できます。
区切り文字はコンマ以外にコロン、スペース、タブなどが用意されているのでCSV以外のファイルも取り込みできます。
「読み込み」を選択するとExcelに取り込まれます。

2.更新方法
入力データの更新が発生し、再度データの取り込みを行う際の手順は簡単です。
入力データ(=CSVファイル)を更新して、Excelを開き「更新」メニューを実行するだけです。
具体的には以下の通りです。
更新後のCSVファイル

作成した表のコンテキストメニュー内の「更新」を実行。

実行後

追加された「いちご」が反映されていることが確認できます。